こだわり

完熟の美味しさをお届けするために

無袋栽培で太陽をたっぷりと浴びせる

無袋栽培で太陽をたっぷりと浴びせる

神戸三水園は、無袋栽培(むたいさいばい)という方法で梨を育てています。果実に袋をかけずに育てる方法で、梨以外にもリンゴやブドウなど、様々な果物の栽培で行われています。(反対に、袋をかける栽培方法は有袋栽培(ゆうたいさいばい)と呼びます。)

無袋栽培の最大のメリットは、果実に太陽の光をダイレクトに届けられることです。光を浴びせると糖度が高くなり、甘くて美味しい梨に育ちます。袋を掛けないため表面に傷は付きやすくなってしまいますが、味重視で生産するため、無袋栽培の方法を採用しています。

完熟寸前まで樹上でしっかり熟させる

完熟寸前まで樹上でしっかり熟させる

メロンやバナナなど、果物の中には収穫後に時間を置くことで甘みを増す(「追熟」と言います)ものがありますが、梨は追熟しない果物です。ですので、しっかり熟した状態で収穫することが非常に重要です。

神戸三水園では、お客様に「完熟の美味しさをお届けする」ということを大切に考え、梨の生育状態を観察しながら完熟になるギリギリまで樹上で熟させています。お手元に届いた時点で食べ頃になっていますので、是非すぐに冷蔵庫で冷やして、新鮮な梨の美味しさを味わってください。

安心・安全な方法で栽培する

安心・安全な方法で栽培する

神戸三水園は約40年前からここ神戸で梨の栽培を行っており、豊富な経験と知識を持つスタッフが在籍しています。有機質の肥料を積極的に使用したり、無袋栽培で太陽の光をたっぷり浴びせたりと、農薬や化学肥料に頼らずに生産することを大切にしています。

その取り組みのひとつとして行っている防蛾灯の設置については、神戸新聞さんに取り上げていただいたことがあるのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。農園内には800基の防蛾灯を設置し、梨に蛾の被害が及ぶのを防いでいます。辺り一面が黄色い光が包まれ、幻想的な風景になっております。